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ベトナムの焼き物の里へ(バッチャン)

 

皆さま、シンチャオ。
ベトナム旅行情報局のシモジョウです。

 

旧暦の新年を向かえ、ホーチミンは徐々に活気を取り戻している感じを受けます。
都市部は地方から出てきている人も多いので、お正月になると控えめながら空洞化現象が起きます。

 

 

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旧正月中の都市はゴーストタウン化するなどの噂もありますが、あくまでその都市で生まれ育つ人も多くいますので、やや喧騒が薄れる程度です。

 

ただ、いつも魚の群れみたいに道路を流れるバイクがいなくなるので、印象的にそのように捉えられるというのも暮らしていると頷けたりもする内容だったりします。

 

 

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本日は都会の喧騒から離れるものの、独特の活気を醸すバッチャン村をご紹介いたします。

バッチャン村は、ベトナムの首都ハノイに隣接する工芸村の代表格で、陶器で有名な工芸村です。

 

ハノイ市の中央街から車で約30分の郊外に位置します。
バッチャン焼きと呼ばれるこの陶磁器は、ベトナムでも人気が高く、外国人向けのお土産としても重宝されています。

 

 
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村の中は、陶器の専門店がずらり。
村民の約9割がバッチャン焼きに関わっているという比重が村全体から伝わってきます。

 

大小様々な種類や形の焼き物があり、他の地域のお土産店で購入するよりは、直売ということもありお手ごろなんだそうです。

 

 

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しかしも、近年は模倣品やコピーが多いらしいので、本物を求めるなら現地の老舗に限ります。
焼き物 初心者のわたくしでしたが、色や種類が豊富な焼き物を目にし買う買わない以前に楽しい時間を過ごすことができました。

 

また、村の路地(ヘム)を散策すると工房や工場のような場所がチラホラ。
それらを覗き見するのも、一興かと感じましたね。

ただ、一応 敷地内は私有地なのでマナーとして勝手に立ち入らないように注意はしてください。

 

 

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尚、店舗や工房によっては、職人の妙技を見学できたり、実際に自分で制作体験をできるところもあるらしいので、いい体験や経験となるはずです。

 

バッチャン村へはバスやタクシーなどの公共機関で行ける他、市内からのツアーもでているようなので、焼き物に興味がある方はマストで、興味のない方もわたしみたいに冷やかしにいってみてはどうでしょうか?(笑)

 

ベトナムが誇る工芸品の1つを間近で手にとって感じてみてはいかが。
ご自身のアート性の開花に繋がるかもしれませんし、お気に入りの逸品が見付かるかもしれませんよ。

 
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因みにお土産で日本に持ち帰る際は、現地にてしっかり梱包をしてくださいね。
大きな店舗では海外発送も承っているみたいですが、やはり輸送中に割れることも念頭に置いて、覚悟と責任をもって判断する必要があるようです。

 

気になる方は弊社を通して店舗などにコンタクトを入れることも可能ですので、先ずはお気軽にご相談くださいませ。

 

 

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ベトナムをご訪問されて、お目当ての場所が分からない、言葉が不安、値段交渉、バイクが怖くて道が渡れない、観光地へのご案内などございましたら、ご要望に応じて弊社がサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

 

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以下 お問い合わせ先です。

日本からのお問い合わせ先 TEL:092-408-5505
もしくは現地 ホーチミン事務所 TEL:+84-8-3820-3917

 

※ベトナムにお電話をいただく際は、現地スタッフは日本語でご対応いたしますので安心してお問い合わせ下さい。
皆さまからのご連絡、ご相談お待ちしております。

 

 

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版画の工芸村(ドンホー)

 

皆さま、シンチャオ。
ベトナム旅行情報局のシモジョウです。

 

旧暦のお正月が明けましたが、まだ街はマッタリムード。
今週から徐々にベトナムは日常を取り戻していく感じです。

 

 

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年末中は、風物詩として街頭で見受けられた新年(テト)の期間中に家庭に飾る「書き初め(初硯)」の作成、販売。

 

新年の縁起物として、ベトナムに古くから伝わる「しきたり」「験担ぎ」の1つですが、この時期にもう一つ珍重されるものが、ドンホー版画

 

 

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海外でも高い評価を得るベトナムの伝統工芸のひとつで、近年はお土産としても知名度を高めつつあります。

 

ドンホー版画が制作されているのは、首都ハノイから北方36kmにあるバクニン省のドンホー村で、 ハノイ周辺の工芸村の一つとして有名です。

 

 

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その歴史は11世紀に宋代の中国から伝来されたと言われ、次第にベトナム独自の芸術として発展、確立し現代に至っているそうです。

 

しかしながら、時代の流れもあり現在では村でも数軒しか制作を行っているところはなく、代々伝わる版木を用いてほとんどが家族で経営しているとのことです。

 

※現在の村の主要産業は紙製冥器と呼ばれる、紙で作られたお金や服、家、車などの模型で、故人の供養で使用される供物です。

 

 

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私が訪ねたのは、ドンホー版画文化交流センターという所で、彫りから印刷までの工程を間近で見ることができました。

 

版画の展示や購入スペースもあり、伝統工芸に触れてみたいと思われる方は足を運んでみてください。

 

 

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日本と同様に時代の流れで伝統工芸を引き継ぐ若手や後進の育成が難しい面がベトナムもあるように見受けられますが、文化の保護の為にも古き良きものを守っていってもらいたいものです。

 

個人的には、ハノイ市からドンホー村へ向かう景色がのどかでどこか懐かしい感じがして気に入ってしまいました。

 
ベトナムのローカル地域で、ちょっぴりディープなベトナム文化に触れてみませんか?

 

 
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名前

Folklore Exchange Center Dong Ho Painting

住所

Dong Khe, Song Ho village, Thuan Thanh district, Bac Ninh province.

電話

024-1386-5308  ※ベトナム国外からは+84が必要

ジャンル

文化交流センター

詳細

ドンホー版画

言語

ベトナム語

 

 

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ベトナムをご訪問されて、お目当ての場所が分からない、言葉が不安、値段交渉、バイクが怖くて道が渡れない、観光地へのご案内などございましたら、ご要望に応じて弊社がサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

以下 お問い合わせ先です。

日本からのお問い合わせ先 TEL:092-408-5505
もしくは現地 ホーチミン事務所 TEL:+84-8-3820-3917

 

※ベトナムにお電話をいただく際は、現地スタッフは日本語でご対応いたしますので安心してお問い合わせ下さい。
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