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道の先 ベトナム最南端へ

 

皆さま、シンチャオ。

ベトナム旅行情報局のシモジョウです。

 

 

ホーチミンを含む南部はこの時期 雨季のラストスパート。

雨季と言ってもこの終盤までは、夜降って、朝は晴天、昼はスコールなどある程度  規則性みたいなものが感じられるのですが、終盤の昨今は終日 どんよりした天候で、スコールより長い雨脚となる傾向があります。

 

 

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それが、連日続くと、流石に気分も滅入ってきますし、湿度が高くなるので風通しが悪いところはカビに見舞われたりし、掃除なんかが面倒なんですよね。

 

 

けれど、湿度が高いベトナム北部で暮らすとなるとカビ対策は年間を通して必須になるらしいので、そこと比べるとまだ救いがある気がします。

 

 

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そんな南北に長いベトナムの南の端を今日はご紹介します。

 

 

旅好きの一部に存在する「隅っこ好き」 なマインドを持つ人。
そんな方々には、最北端とか最南端などという響きは興味をそそられるものです。

 

 

ベトナム本土の最南端 は、ホーチミンからは約400キロの距離にある「カマウ岬」

カマウ岬までは、メコン川を始めデルタ地帯を抜け、カマウ市内から更に100キロ程度 南に下る必要があります。

 

 

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陸路で向かうと、段々と道が狭くなり、路面が荒れてきて、カマウ岬の手前くらいは半舗装路と言う感じで、秘境とまではいかないですが、そこそこ骨が折れる道のりであります。

 

 

到着しても隅っこ好きの運命(さだめ)通り、何か特別なものがある訳でもなく、あるのは少しの達成感又は征服感と最南端まで来た自負のみ。

 

 

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まあ、ベトナムの方は写真好きなので、モニュメントにて記念写真に勤しんでいるようでした。

「隅っこ好き」の人種以外は好んではいかないと思いますが、ローカル感は半端なく、ベトナムを本当に知ろうと志すなら、道行く旅を通して、人々の暮らしを目の当たりにし、道果てるまで突き進むのもいい選択と経験だと思います。

 

 

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それにカマウ市を始め、通り過ぎた地方都市も経済発展は進んでいるようで、思った以上に不便さは感じませんでした。

また、カマウ市まではホーチミンから国内線(飛行機)も飛んでいますし、カマウ市内から岬までは船でも行けるそうです。

 

 

個人的には、メコン川を始めとする日本では考えられない川幅に掛かった橋を渡ったり、渡し舟で川を越えたりすることが、かなり面白い体験となりました。

 

 

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少し大げさですが、道行く旅路を通して、ベトナムという国の今と人々の暮らしを間近に感じられたような気がします。

興味のある方は、ベトナムの隅っこ、端っこへ道が海に消えるまで、旅してみませんか?

 

 

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