ダラット, ベトナム雑学, 観光スポット

最後の皇帝の別荘

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on Twitter

 

皆さま、シンチャオ。
ベトナム旅行情報局のシモジョウです。

 

連日 ベトナム南西部の避暑地のダラットのご案内をいたしております。

 

さて、今回で一旦 近々のダラットのご報告を終える予定ですが、最後はベトナム  阮(グエン)朝 最後の皇帝バオダイの別荘をご紹介。

 

この皇帝、現代の日本人には馴染みがないかと思いますが、実は日本と関わり合いがあった方なのです。

 

 

jouhou.com0346

時は第二次世界大戦時(大東亜戦争)、当時の日本陸軍(南方軍)は同盟国のナチスドイツがフランスを占領すると共にフランス植民地から独立を試みるベトナムへ南方作戦にて進軍します。

 

※中国とも戦争をしていましたので、中国を取り囲む為(対 中華戦線)とアメリカに太平洋での主導権を与えない為(対 太平洋戦線)にというのが作戦の大筋だったようです。

 

 

jouhou.com0348

現在のシンガポールまでを範囲とした南方への進行作戦の陸軍の拠点として一時的にダラットへ陸軍の総司令部が置かれ、数回の本部転居後 最終的にはダラットで日本陸軍(南方軍)の本部は終戦を迎えます。

 

※南方作戦は、オーストラリア(ダーウィン)まで進軍を試みたものの、アメリカとオーストラリアの連合軍に阻まれ、アメリカ軍との数々の海戦で日本海軍は惨敗。

 

 

jouhou.com0349

海軍力がなくなった日本軍は、陸軍の侵攻がままならず、ダラットの南方軍も取り残される形で終戦(1945年/昭和20年)を迎えました。

 

その時に日本軍の傀儡政権としてベトナム統治の役目を担っていたのが、バオダイ帝だった訳です。

 

■皇帝バオダイ 詳細 ※ウィキペディア参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4

 

 

jouhou.com0350

尚、終戦直後にバオダイ帝の帝政をなくし、民主化を進めたのが、今もベトナム人に愛され、ベトナムの象徴ともされる革命家 ホーチミン氏という歴史背景ですね。

 

当時より避暑地だったダラットにバオダイ帝とその家族のために建てられた別荘はフランス様式にて作られており、現在は別荘の殆どの部屋を見学することが可能です。(1938年に建築され、南方軍の影響が及ぶのは1941年前後)

 

当時の皇帝の別荘での暮らしを思い起こさせる家具や調度品、資料などが展示されており、貸衣装(別途有料)にて皇帝気分を満喫することもできます。

 

 

jouhou.com0344

jouhou.com0342

別荘は市街地から少し離れた小高い丘の上に建っており、以前ご紹介したダラット市内の観光名所の「クレイジーハウス」から、程近い場所に位置します。

 

敷地内への入場は20,000ドン(約100円)で、レトロな別荘の建物の他、整備された庭園や馬車、クラシックカーなどダラットの一昔前の印象的な風景として一見してみてはいかがでしょうか。 ※2017年9月現在

 

 

jouhou.com0343

jouhou.com0347

その際 歴史的な背景も踏まえて、訪ねてみると味わいも深まるやもしれません。

 

わたしは、未読なのですが、当時のダラットの様子は女流作家・林芙美子氏の小説「浮雲」にて描写されているそうですので、史実とは些か異なる部分はあるかもしれませんが、時代観などの参考にはなるかもしれませんね。

 

歴史観を持ってその土地を見るというのも観光が持つ側面の1つであり、魅力ではないでしょうか。

 

 

jouhou.com0345

私見ではありますが、ダラット、気候的にも風土的にも、また訪れたいベトナムの土地の一つです。

 

 

jouhou.com0351

 

名前

皇帝バオダイの別荘(管理:NHA KHACH TINH UY LAM DONG)

住所

01 Nguyen Viet Xuan, 4 Ward, Da Lat City, Lam Dong , VN

電話

+84-(0)26-3381-0506  ※ベトナム国外からは+84が必要

ジャンル

歴史的建造物

詳細

ダラット市内の観光スポット

言語

英語・ベトナム語

 

ベトナムをご訪問されて、お目当ての場所が分からない、言葉が不安、値段交渉、バイクが怖くて道が渡れない、観光地へのご案内などございましたら、ご要望に応じて弊社がサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

以下 お問い合わせ先です。

日本からのお問い合わせ先 TEL:092-408-5505
もしくは現地 ホーチミン事務所 TEL:+84-28-3820-3917

 

※ベトナムにお電話をいただく際は、現地スタッフは日本語でご対応いたしますので安心してお問い合わせ下さい。

皆さまからのご連絡、ご相談お待ちしております。

 

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on Twitter