タクシー
はじめに
ベトナムでの移動はタクシーが中心になるでしょう。
初乗り運賃は日本円で約50円~60円なので、日本人旅行者にとっては利用しやすい金額です。
ですが、日本語はほとんど通じませんし、英語が通じない場合も多々あります。
事前に地図やメモ、携帯のGPSなど、運転手が見て場所がわかるものを用意しておくとよいでしょう。
事前に用意しておくことで、遠回りされた場合などのやりとりにも役に立ちます。
ここで紹介するのはタクシーの選び方というよりも、有名で比較的安心できるタクシー会社を利用したほうがいい、といった内容になります。
もちろんそれらのタクシー会社でも支払った金額に対しておつりがない場合や、遠まわりされてメーターをあげられたりなどといったトラブルもありますのでご注意ください。
タクシーの乗り方
ホーチミンであればVINASUN、ハノイであればMai Linhタクシーが街中を走っています。
セダンタイプ、SUVタイプなど、車の大きさにより値段が違うので、用途に合わせてタクシーを選びましょう。
タクシーは電話で呼ぶこともできますが、ベトナム語、英語でのコンタクトになります。
金額
区間 | 料金 |
---|---|
タンソンニャット国際空港(ホーチミン) → 1区(District1) | 12~16万ドン(600円~800円) |
ホーチミン市街 1区内(District1)の移動 | 2~6万ドン(100円~300円) |
ハノイ空港(ノイバイ国際空港) → ハノイ旧市街 | 30~40万ドン(1500円~2000円) |
※車種によって価格が違います。
参考価格は2013年の価格となります。
おつりについて
お釣りに関してはこちらであらかじめ10000ドン、20000ドンなどの細かいお金を用意しておいたほうがよいでしょう。
良心的なドライバーであれば、もしドライバーがおつりがない場合は外に出てお店などで両替しにいったりする場合もありますが、あまり期待できません。
また、タクシーのナンバーや番号、ドライバーの名前などを控えて、降車後タクシー会社に電話する、といったこともできますが、数十円レベルのお金であれば手間隙がかかるのであきらめる人も多いでしょう。
小銭なしでタクシーに乗るのであれば、そういう場合もあるんだということを理解したうえでタクシーを利用しましょう。
遠回り
タクシーがルートから外れてメーターを稼ぐ、といったことに関してはこちらである程度目的地までのルートを把握しておかないと気づきようがありません。
もしそのルートが確認済み(地図などを持参しておくとよいでしょう。または携帯等のGPS)で、あきらかにそのルートから遠回りしているよのがわかるときは、ドライバーに言いましょう。
もちろん日本語は通じませんが、こちらが怒っている態度や地図を見せるなどして意思を伝えることが大事です。
一歩通行が多いベトナム市外では、やむを得ずそのルートを通っている場合もあります。
注意
VINASUNやMai Linhの偽タクシーなどもあります。
日本人や観光客もそうですが、現地のベトナム人でさえ騙されることがあります。
VINASUNなどの名札を見せられてもタクシーがVINASUNでない場合などは乗らないようにすることと、必ず事前に値段を確認しましょう。
法外な値段を提示された場合は交渉してください。
重要なのは、相場を知っておくことです。
VINASUN TAXI ヴィナサン タクシー
MAILINH TAXI マイリン タクシー